メッキ

メッキって? What's plating?

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鉄や銅、アルミニウム、マグネシウム等の金属はそのままでは、腐食されサビてしまいます。
そのままにしておくと腐食は進行し、ぼろぼろの状態になり、最後には朽ちてしまいます。
これらの金属を出来るだけ長く腐食から守り、美しさを保つために、腐食しにくい金属をその上に付着さすことを「めっき」といいます。

今日の「めっき」は、金属を腐食から守るだけではなく、金属に他の機能を持たせたりすることが出来ます。
例えば、金属の表面を硬くする、滑り易くする、電気を流れ易くする、熱に強くする、光を吸収したり、反射したりする等々、色々の特徴を持たせることができることで、私たちの生活を維持するためになくてはならないものになっています。

メッキの語源は?

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「めっき」の語源は、7世紀頃、仏像が鋳造によって盛んに作られるようになり、その表面を金色にするため、水銀に溶かした金を仏像に塗りつけ炭火で焼付けました。
最初は「塗金(ときん)」と呼んでいた様ですが、いつ頃からか、「塗金」の呼び名が、「滅金(めっきん)」に変化し、そして今日の「めっき」と言われる様になりました。「めっき」という言葉は、日本語だったのです。

メッキの方法は?

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「めっき」は大きく分けて、目的とする金属を溶かした薬液中に電気を流す方法(ElectroPlating)と、電気を使わずに目的とする金属を化学的につける方法(ElectrolessPlating)が今日の主流となっています。